「学校教育法施行令の一部を改正する政令」（以下「改正令」という。）が閣議決定され、平成25年8月26日付けをもって政令第244号として公布され、9月1日施行されました。同じ9月1日文部科学省の通知が出ました。　つまり、今年から、この制度になったのです。

　施行令つまり手続きを定めた政令の改正なので、これが大きな改革なのか、一部の規則改正に過ぎないのか、通知の文章だけからでは分かりにくいと思います。確かなことは、就学先決定の進め方が変わります。ということだけです。どうして、どう変わるのでしょか。国連障害者の権利条約の批准という大きな改革の一環として、制度が変わるという認識が大切だと思います。

　そこで、現時点で分かっていることをまとめました。解説の最新版は　　


解説記事３の前に書いた文章も以下に残しています。一部だけ、詳しくなっています。


解説記事 1　9月1日の通知を読み、背景の情報を整理して解説しました　→　就学支援の改革　　同PDFファイル
その元になっている、「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進（報告）」
（平成24年7月23日　中央教育審議会　初等中等教育分科会）　の紹介と関連について述べています。　障害者の権利条約が基礎になっています。　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
解説記事 2　パブリックコメントと認定特別支援学校就学者の解説　→　　解説記事２　同PDFファイル

解説記事 3　以上の解説記事を9月26日の段階でまとめた解説→解説記事３　同PDFファイル

解説記事 4　10月4日に就学先決定の考え方、就学先の基準について通知がでました。その解説→解説記事４　同エクセル・ファイル

－－－－変更履歴－－－－

9月17日　「資料集」　（通知）だけでなく、施行令の新旧対照表などまとめてリンクを加筆しました。

9月20日　解説記事２を掲載しました。

　　実際の施行令を読むと、「認定就学者」が無くなって、「認定特別支援学校就学者」が新たに作られています。
　　（通知）では明らかでありませんでしたが、施行令において非常に大事な概念の様です。
　　しかし、どんな概念で、実際の対応で、どのように手続きが進むのか、今のところ充分読み取れません。
　　現時点で施行令から読み取れる部分と、「インクルーシブ教育システム(報告）」からパブリックコメントの報告から
推察されることを書きました。

　　学校教育法施行令新旧対照表を読み込むために、エクセルファイルへコピーしました。並べ替えや検索が
しやすくなります。資料集からご覧ください。

　　施行令の実際についてご存じの方、恐れ入りますが久田まで、ご教示いただけますとありがたいです。
　　また、多くの方も疑問でしょうから、ネットで発信していただけますとありがたいです。

9月23日　文言の一部やリンクを修正しました。
9月26日　これまでの解説をまとめて　解説記事３を作成し掲載しました。
10月4日　障害のある児童生徒等に対する早期からの一貫した支援について（通知）が出る
12月31日　上記の通知も含めた形で、大幅改訂を行いました。(以前の姿と大幅に変わりましたが、ご了承下さい。


2013/09/15から累積　　
2013/12/31　改訂

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